「小川軒のレイズンウイッチ♪」
無性に食べたくなる時があるレーズンウィッチ。いわゆるサンド系のクッキーなんですが、高カロリーで体に悪そうなこのサンド、何故か数か月に一度はめちゃくちゃ食べたくなるんです。苦~いコーヒーやお紅茶と一緒に食べるのを想像するだけで、ヨダレが…( *´艸`)ひひひ
いつものように、小川軒のレイズンウイッチを買いに行くと先客のおば様方の会話が聞こえてくる…
おば1:「ワタシはやっぱりココのが一番すきなのよ~」
おば2:「わたしは御茶ノ水のも好きなのよねぇ…」
「ん? どういうこと?」
話を盗み聞きしていると、どうやら何件か「小川軒」が存在しているらしい…味もそれぞれ違うし、おばさま達にはそれぞれご贔屓の「小川軒」があることがわかった…
そんなこと言われたら全種類食べてみたいと思うのが人情というもの。。
「全部たべてみたい♪」
( *´艸`)ぐへへ…
全種類食べて ちびもんの一番好みの味の店舗をみつけようということで、頑張って食べ比べしてみました。それぞれに味の違いがあるらしい…これは楽しみだ…
目次
小川軒の種類
代官山 小川軒
まずはココ、ご長男の小川忠貞さんが経営されている「代官山 小川軒」
なんと115年も続いている老舗の洋食レストランです。公式HPにある小川忠貞さんの「哲学」が素敵です。
「シェフは全部で12人いるけど、皿洗いは空いてるやつがやる。息子もやる。オレもやる。料理を作るってのは、そういうことだ。」
100年以上続く老舗はやはり何か違う…カッコイイ!
場所・アクセス
〒150-0034 東京都渋谷区代官山町10-13
ランチ12:00~14:00(CL15:00)
ディナー17:30~21:00(CL22:00)
03-3463-3809日曜・祝日定休
パティスリー10:00~18:00
03-3463-3660日曜・祝日定休
渋谷と恵比寿と中目黒のトライアングルの中心地点にありますね。徒歩の場合は代官山から行くのが一番近いですね。高島屋の催事などにも出ていたりするので、そちらをチェックしてみても良いかもしれません。
代官山 レイズンウイッチ
シンプルデザインの箱です。箱のフタを開けるとレーズンウィッチが5個×2段の計10個入っています。最小サイズで10個入り1,393円です。
クッキーの生地が硬めで、しっかりとしたレーズンがぎっしりと入っています。レーズンの食感と風味、ラムのふわっとした香りが絶妙です。生地の硬さとレーズンの果肉感がとても印象的で、とても丁寧に作られているなと感じました。
「めっちゃ美味い…」
( *´艸`)ふぅーっ。。美味くてため息でる。。
巴里 小川軒 新橋・目黒
お次は次男 小川摩樹夫さんが店主の「巴里 小川軒」。新橋と目黒の2店舗あります。
目黒の自社工場で品質管理を徹底しながら無理な拡大をせず目の届く範囲で生産をしています。こちらでも先代 小川順さん(小川軒二代目)の教えが受け継がれています。
「材料8割、腕2割※」
※ いかに良い腕をもってしても、食べ物の良し悪しの8割は、材料の良し悪しで決まるため、材料の選定は極めて重要である、との意味。
この言葉はご長男の「哲学」にもありましたね。ご兄弟で先代の教えを受け継いでいるということが良く分かります。
場所・アクセス
<新橋店>
住所 〒105-0004 東京都港区新橋2-20-15
新橋駅前ビル1 号館1階(第一京浜側)
電話番号 03-3571-7500
営業時間 平 日:10:00 〜 17:00
土曜日:10:00 〜 17:00
定休日 日曜日・祝日(不定休)
※お会計は現金のみになります。
<目黒店>
住所 〒152-0002 東京都目黒区目黒本町2-6-14
電話 03-3716-7161
営業時間 平 日:10:00 〜 17:00
土曜日:10:00~ 17:00
定休日 日曜日・祝日(不定休)
※お会計は現金のみになります。
松坂屋や松屋、東武、小田急などでも催事で出てたりしますので、要チェックです。
元祖レイズン・ウィッチ
シンプルデザインの箱です。箱のフタを開けるとレーズンウィッチが5個×2段の計10個入っています。10個入りで1,188円(税込)最小サイズは5個入り675円(税込)です。
クリームの量が多めでラムの風味は控えめ、クッキーの食感はサクっと軽いです。クセがあまり無い分、何個でもいけちゃう感があります。バランスがとても良くできており、幅広い年代で楽しめるのではないでしょうか。
「バランス良いわ~♪」
( *´艸`)これも美味いよ。気が付いたら手が伸びてるってヤツですね。。
御茶ノ水 小川軒
そして三男 小川洋さんがオーナーの「御茶ノ水 小川軒」。下記公式ショッピングサイトには「小川軒」全体の歴史とそれぞれご兄弟が受け継いだ店舗などなど、そもそも小川軒が「どのように広がって行ったか?」の詳細が下記サイト左カラムの「小川軒とは?」に記載されています。なるほど…そういうことだったんだ。
ふむふむ。だがココには後述する「鎌倉 小川軒」の名前が無い…どういうことなんだろう。。
場所・アクセス
住所 〒113-0034 東京都文京区湯島1-9-3
電話 03-5802-5420
営業時間 平 日:10:00 〜 17:00
土曜日:10:00~ 17:00
定休日 日曜日・祝日(不定休)
※レイズンウイッチの予約が可能です。早めに購入しないと売り切れますのでご注意ください。
御茶ノ水 レイズンウイッチ
やはりこちらもシンプルデザインの箱です。箱のフタを開けるとレーズンウィッチが5個×2段の計10個入っています。10個入りで1,468円(税込)です。少々お高めでしょうか…
代官山と新橋・目黒が硬めの生地だとするならば、こちらのクッキーはしっとりと柔らかめの食感が特徴です。そして何よりも「ラム酒の香り」を一番感じるレイズンウイッチです。お酒好きな方や大人受けしそうなお菓子です。子供は少し苦手かもしれません(※アルコールはきちんと飛ばしているのでお子様でも大丈夫です。)
「生地と風味が好み!」
( *´艸`)個人的には結構好きかも♪ネットでも購入可能です。
鎌倉 小川軒
鎌倉小川軒の創始者である中村敬臣さんは1988年、東京代官山の「小川軒」より独立。現在は中村友さんが2代目のオーナーです。なるほど、「鎌倉 小川軒」は「代官山 小川軒」から独立した小川軒だったのですね。ショッピングモールなどに積極的に出店しておりますので、目にする機会が一番多いかもしれません。鎌倉方面のお土産としても大人気ですよね。( *´艸`)
場所・アクセス
住所 〒248-0012 神奈川県鎌倉市御成町8-1
電話 0467-25-0660
営業時間 10:00 〜 18:00
多店舗展開のため、鎌倉本店の場所のみ記載いたします。他にも神奈川方面のショッピングモール等に置いてありますよ。
お菓子の家 レーズンウィッチ
高級感のある箱です。箱のフタを開けるとレーズンウィッチが5個×2段の計10個入っています。10個入りで1,393円(税込)です。3個、5個、20個、30個入りがそれぞれありますので、「お試し購入」から「お持たせ」まで幅広く対応できそうです。
このレーズンウィッチは他の小川軒とは全く別物です。生地はサクサクでサブレのような食感で一番甘いです。ラムの香りも控えめでクセが無く万人受けがよさそうです。サブレっぽい食感が好きな方はドハマりしますね。
「一番子供が好きかも♪」
( *´艸`)鎌倉の名物になってるだけあるわぁ~♪ネットでも購入できます。
比較してみた
左上から時計回りでそれぞれ、代官山、新橋・目黒、鎌倉、御茶ノ水の順番。
透明の袋にそれぞれの屋号がプリントされています。
袋を開けるとこんな感じです。クッキーの部分でそれぞれの違いが既に現れています。代官山にはアーモンドは乗っていないし、鎌倉はクッキーの質が他3つと比べても違うのが見ただけでわかります。焼き加減や香ばしさ等もそれぞれ違いますね。
中を割った状態での比較です。おおよそのレーズンの数やクリームの量などがわかります。レーズンの果肉感や食感、ラムの香り、クリームのコクなど「ここまで違うのか…」ってくらい違います。。。表にするとこんな感じです。※個人的な意見です
店舗名 | クッキー | レーズン/ラム | クリーム | 価格(10個入) |
代官山 | 硬め | ぎっしり/やや強め | 多い | 1,393円 |
新橋・目黒 | 普通 | 普通/弱め | 多い | 1,188円 |
御茶ノ水 | 柔らかめ | 普通/強め | 少なめ | 1,468円 |
鎌倉 | 柔らかめ | 少なめ/弱め | 普通 | 1,393円 |
食べ比べてみて
食べ比べてみて、それぞれの違いがかなり有ることに気が付きました。どのレーズンサンドにも個性があり、特長がありました。食べ比べてわかるそれぞれの良さ。。この食べ比べの趣旨は、ワタシの好みを選ぶということでしたので、食べ比べた結果を発表したいと思います。
(*‘ω‘ *)それでは発表します…じゃじゃーんっ!
第1位、代官山 小川軒
第2位、御茶ノ水 小川軒
第3位、新橋・目黒 小川軒
第4位、鎌倉 小川軒
このような結果になりました。
1位の代官山と2位の御茶ノ水はかなり僅差でしたが、代官山のレーズンが美味しく、潰れていないみずみずしい果肉感が最高でした。しっかりと作られている感じがしましたし、甘さ控えめの味も私好みでした。
2位の御茶ノ水は、完全にワタシの好みである「ラムの風味」が強いことが好材料となりました。クッキーのしっとり感、クリームのコクも絶妙。
3位の新橋・目黒の巴里・小川軒はそれぞれが少しづつ主張している絶妙なバランス型。もちろん超美味しいのですが、クセがあるタイプが好きなのでこの順位。さっぱり系が良い方はこれが一番かも!?
4位の鎌倉は、甘さが他の3種よりもあるため、ワタシ的に減点ポイントとなりました。ただサブレ部分は柔らかくサクっと食べやすいしラムの香りもそこまで強くないので、子供にはこちらが抜群に人気があると思います。
無理矢理順位をつけてしましましたが、そもそも「全部美味しい」ところから始まっているので、ご自身の好みを食べ比べて見つけてみてはいかがでしょうか?個人的なランキングですのでご容赦くださいませ(*´ω`*)ではでは。
レーズンサンド好きな方は以下のサイトもチェックです!( *´艸`)